新しい家族の誕生を祝う『出産祝い』
贈るべきタイミングや、金額の相場、熨斗の書き方など、
プレゼント選びの前に、まず知っておきたいことは、思いのほか沢山。
贈る方も、受け取る方もあたたかい気持ちになるよう、大切にしたいマナーをご紹介。
1. 出産祝いを贈るタイミング
生後7日~1ヶ月頃がベスト。
出産祝いは、お母さんや生まれてきた赤ちゃんの健康を祝うもの。
無事に出産できた知らせを受けてから贈ることがマナーです。
生後7日目に行われる「お七夜」から、生後1ヶ月に行われる「お宮参り」までの間が一般的。
生後7日目を過ぎてもまだ退院していない場合や、
出産前、出産直後に、お祝いを贈ることは控えましょう。
また、出産から半年以上経過した場合は、1歳の誕生日に合わせてプレゼントを贈るのもおすすめです。
2. 出産祝いの贈り物の相場
出産祝いを選ぶにあたって、相手の負担にならないよう相場範囲内のものを選ぶことも大切です。
1人目の出産祝いと同額程度のものを贈りましょう。
ひとりひとりの赤ちゃんに気持ちを込めて、
人数分の出産祝いを贈るのがマナーとされています。
3. 出産祝いは、配送してOK?
一般的にお祝いを渡す際は、手渡しが良いとされていますが
出産祝いの場合、最も尊重するべきなのは、赤ちゃんとお母さん。
慣れない生活で大変な時期は、なかなか会うことが難しいことも。
そんな場合は手渡しにこだわる必要はありません。
配送の際は、ご実家に帰省していることもあるので
贈るタイミング、住所などをあらかじめ確認しておくことも大切です。
4. メッセージカードや熨斗の基本
「おめでとう」の気持ちを込めてメッセージカードを添えることも。
その際は、忌み言葉の使用は避け、お祝いの言葉とお祈りの言葉を入れるのがおすすめ。
中には小さく生まれた赤ちゃんや、なかなかミルクを飲んでくれないなど、日々悩みながら奮闘中のママもいます。
「大きく育って」「たくさん食べて」などの言葉は避けて、
「すくすく育つ」や「健やかに」などに言い換えるといいでしょう。
水引:蝶々結び・紅白・5~7本の水引きを選ぶ。
表書き:贈り主の名前をフルネームで記入
手渡しなら包装紙の上からのしをかける「外のし」
配送なら贈り物に直接のしをかけ上から包装紙で包む「内のし」
5. 出産祝いの選び方
出産祝いで贈ってはいけないものは、特に定められていません。ただ、縁が切れてしまうことを連想させるものは、避けましょう。
出産祝いを選ぶ際は、赤ちゃんの性別はもちろん、パパやママの好みに合わせることも大切。
親しく、話しやすい関係性であれば、直接欲しいものを聞くのもひとつ。
また、出産祝いに「現金」を贈ることもマナー違反には当たりません。
目上の人(職場の上司や先輩など) に出産祝いを贈る場合は、失礼にあたってしまうため、
現金ではなくプレゼントを贈るようにしましょう。
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